サーモプロセス技術

ロータリーハース炉、最高温度 1300 ℃、空気循環 あり/無し 電気またはガス加熱式

ロータリーハース炉DH 3020/1480/450/11 レール上を移動しながら二つの鋳造ハンマーでワークの予熱が可能 ロータリーハース炉 DH 2100/0/750/13S

ロータリーハース炉下側に配置されたリングギヤ駆動装置

断熱材を保護する超耐熱性鋼板を装備した回転テーブル

装入口上部に取り付けた排気フード

ロータリーハース炉での鍛造用鋼リングの余熱

メンテナンスの際には炉床を降下可能

DHシリーズのロータリーハース炉は小空間での連続的熱処理が求められるプロセスに最適です。鍛造用ワークの余熱などの余熱プロセスに特に合致しています。構造物は手動または完全自動方式により、装入箇所と同じ位置で取り出すことができます。ロータリーハースは構造物形状に個別に対応して設定された一定セグメントで回転します。回転の速度および周期は事前設定による制御または手動による進行が可能です。 ロータリーハース炉はユーザーのスループット指定に相応して設計されます。炉のサイズはワーク形状を考慮しています。電気または高性能ガスバーナーにより加熱されます。温度領域次第で、ロータリーハース炉の空気循環の有無が設置されます。

  • 最高温度 1100 、1200 または 1300 、空気循環無し
  • 最高温度 260 、600 または 850 、空気循環あり
  • 最高温度 1200 の炉では炉天井からの線状発熱体加熱
  • 最高温度 1300 の炉では炉天井からの SiC ビーム加熱
  • 電気加熱の代わりにガス加熱も選択肢として可能
  • 高性能空気循環式の 650 および 850 のロータリーハース炉は、ワークへの温度伝達が良いため、最適な温度均一性を実現
  • 連続炉に比較して、非常にコンパクトな設計
  • 一定運転温度での連続運転用
  • テーブル径は最高 3000 mm
  • 炉の下側に配備されたサーボモーターによる所定のセグメント動作
  • 振動が少ないロータリーハース動作
  • 平行開閉式スイングドア
  • モーター駆動またはステップスイッチで転回駆動
  • メンテナンスの際には炉床をフォークリフトで降下可能
  • 操作説明書の枠内における規定どおりの使用

追加装備

  • ドアを開いた時に高温の排気を放熱する排気フードをドア開口部上方に装備
  • 圧縮空気駆動の平行開閉式スイングドア
  • 装入・取出しを簡素化する装入補助
  • 連続行程中の温度プロフィールを調整できる複数ゾーン制御
  • 不活性ガス接続部
  • 監視、記録、制御用にVCDソフトウェアパケットでプロセス制御と記録
サイズの例最高温度炉室内寸 (mm)容量
(リット外寸 (mm)加熱能力電気重量
機種外径内径高さル)奥行き高さkW1接続*(kg)
DH 1200/-/300/1111001200030034022002200250054.0三相1000
DH 1500/800/250/111100150080025063024002300245021.0三相1500
DH 3020/1480/450/11110030201480450250040004000250098.0三相3500
DH 2100/0/750/13S1300210007502600336433642701650.0ガス加熱式8300
1接続負荷は仕様によって上昇 *接続電圧に関する注記は81ページを参照
 

連続炉 電気またはガス加熱

切替により冷却所になるメッシュベルト装置付き熱式変質用 D 1500/3000/300/14 N 650/45 AS、重量ワーク熱処理のためのロール連続炉

ラック搬送用の連続炉

コンベア装置D 1600/3100/1200/55は、溶体化焼鈍炉、冷却ステーション、搬送装置で構成

連続加熱炉内のエプロンコンベヤ駆動装置

搬送チエンを装備した連続炉 D 700/10000/300/45S、最高温度 950 ℃, ガス加熱式

ばねの焼戻し用連続炉 D 1100/3600/100/50 AS 空気の供給、排気機能付き

D 1100/3600/100/50 AS 連続炉内のメッシュベルト

予熱用回転床炉

乾燥、予熱、硬化、ガス抜きなどの一定サイクルでの連続作業をこなすためには、連続炉の選択が重要になります。最高1400 ℃まで様々な温度対応の炉を取り揃えています。炉の仕様は、装入量や熱処理のプロセスおよびサイクルによって異なります。 また、搬送技術(ベルトやローラー)は、作業温度とワークの形状によって異なります。さらに駆動速度と制御ゾーンの数も作業プロセスを考慮して選択します。

搬送コンセプト

  • 搬送ベルト
  • 網目調節付き金属製搬送ベルト
  • 駆動チエン
  • ローラー駆動
  • 循環エレベーター
  • シャトル
  • 回転炉

加熱方法

  • 電気加熱、放射または対流
  • 直接または間接ガス加熱
  • 赤外線加
  • 外部熱源による加熱

温度サイクル

  • 総全長の作業温度調整(例:乾燥や予熱など)
  • 加熱、硬化、冷却時間のプロセスカーブ自動調整
  • ワークの急冷工程も含む熱処理

作業環境

  • 大気動作
  • 有機的ガス放出を含むプロセス用、 例えばEN 1539 (NFPA 86)に準拠した必要な安全技術を含みます
  • 不燃性の保護ガスおよび反応ガス雰囲気下、例えば、窒素、アルゴン、フォーミングガス
  • 可燃性の保護ガスまたは反応ガス雰囲気下、例えば、水素(安全技術も含む)

基本的な調節項目

  • 搬送速度
  • 温度均一性
  • 作業温度
  • プロセスカーブ
  • 有効空間幅
  • 搬入物の重量
  • タクトタイムおよび搬出
  • 搬入搬出ゾーンの長さ
  • ガス放出の対応
  • AMS、CQI-9、FDAなど業種別スペック
  • その他ユーザースペック
 

コンベア/ワイヤー式連続炉

ワイヤー式連続炉 D 390/S

製造プラントに装備された D 250/S

チューブ炉をベースにした長さ 6 メートルのワイヤ式連続炉

上記機種は連続的熱処理に最適です。運転最高温度は 1200 ℃。炉はモジュール構造のため、長さや幅にも柔軟に対応できます。複数の発熱体は炉の一面からのみ取り付けられているため、運転中に個別に交換できます。炉の長さ相応した適切な複数ゾーン制御を標準装備しているため、最適な温度均一性が達成されます。

  • 最高温度 1200
  • モジュール構造、全長は柔軟に構成可能
  • 微細孔断熱によりコンパクトな外寸
  • 運転中に個別に交換可能な特殊発熱体
  • 上方からの加熱
  • 複数ゾーン制御により最適な温度均一性
  • 操作説明書の枠内における規定どおりの使用
  • 制御の内容は

追加装備

  • ガスパージシステムには不活性または可燃性保護ガス、反応ガスまたは水素用の配管、排ガスフレア、安全技術を装備
  • プロセス・チャージのドキュメンテーション
  • 異なる温度での並行運転用に並列型加熱チャンバーを備えたダブルチャンバーシステム
  • VCDソフトウエアセットによるプロセス制御またはナーバテルム・コントロールセンター NCCによる監視・ドキュメンテーション・制御
機種最高温度 炉室内寸 (mm)容量
(リット外寸 (mm)加熱能力電気
 奥行き高さル)奥行き高さkW1接続*
D 20/S120040010005020900120013509三相
D 30/S12006001000503011001200135012三相
D 50/S1200200360050507004000115015三相
D 60/S1200200560050607006000135036三相
D 70/S1200350360050708504000110036三相
D 110/S12004804600501109805000145036三相
D 130/S 120065036005013011504000115060三相
D 180/S12004807600501809808000135080三相
D 250/S120095056005025014006000135080三相
D 320/S12008507600100320140080001350160三相
1接続負荷は仕様によって上昇 *接続電圧に関する注記は81ページを参照