サーモプロセス技術

中性塩用の加温浴炉 電気加熱

QS 20 ~ QS 400

中性塩を使用する加温浴 QS 20 ~ QS 400 はワークに対する迅速で優れた伝熱性や温度均一性が特徴です。180 ℃ ~ 500 ℃迄の運転温度で、ワークの歪みを最低限度に抑える加温浴冷却や再度熱処理、強度最適化に向けたオーステンパ処理、放電加工後の中間焼なまし、ブルーイングを行います。 加温浴冷却は、ワーク全断面における均一な温度均衡化を実現します。引き続き硬化処理を施すことで高価な構造部品における歪みや亀裂の発生が回避されます。 加温浴での焼ならしは熱風循環炉における熱処理と同等で、硬化処理済みワークの硬度を所定値に下げたり、強度の上昇、応力緩和等を行います。 オーステンパ処理はオイル硬化低合金鋼の強度や寸法精度を維持するために行います。オーステンパ処理されたワークは高い強度を維持しつつ優れた弾性を示します。

  • 最高温度 : 500
  • 最適な温度均一性
  • 加温浴の温度制御
  • 手動設定可能な過昇温計で炉とワークの過熱を監視(熱保護等級2、EN 60519-2に準拠 )
  • 浸漬加熱方式
  • 装入バスケット
  • 操作説明書の枠内における規定どおりの使用

追加装備

  • 炉側面に取り付けた搬入補助装置
  • コントロールサーム MVソフトウエアセットによるプロセス制御・ドキュメンテーションは
機種最高温度 炉室内寸 (mm)容量外寸 (mm)加熱能力電気重量
 奥行き高さ(リットル)奥行き高さkW1接続*(kg)
QS 20500300210460206105809202,6一相110
QS 30500300210580306105809203,2一相140
QS 70500400300680707506809807,5三相240
QS 200500540520880200900900120018,0三相660
QS 40050073072098040011001100130024,0三相1150
1接続負荷は仕様によって上昇 *接続電圧に関する注記は76ページを参照
Petrofer および Durferrit 製塩に関する情報およびその応用

応用作業温度注記
  (℃) 
AS 135/140加温浴硬化、焼ならし、オーステンパ処理180 - 500950 ℃以上に加熱されたワークや、塩の KCN 含有率が 13 % 以上の場合には不適
AS 220/225焼ならし、オーステンパ処理250 - 500 
AS 200/235焼ならし、オーステンパ処理280 - 500窒化物フリーで納入
AS 200/235焼ならし340 - 500